QEN_Q1
今年最初のQENリリースのお知らせがDevlogにて発表されていたので早速内容をチェックしてみた。
定番のコンテンツで気になるところを列挙すると、
- アイスランドで金融危機があったけどうまいことやってます
- 火山も爆発して凄いことになったけどそんなんじゃCCPを止められないぜ
- 今回一番の不人気艦艇カテゴリはEAS(693,464隻中たったの255隻!)
- T3が前四半期比で42%増加
- System別 人口TOP10が明らかに。みんな大好きpenirgmanが10位に。ところで7位のArnonと、9位のAkiainavasってどこだろう?
- 1PぶちぬきのProphecyのイラストカッコイイ。
- ミネラルは色々あったようです。これからも色々あるでしょう。
今回は、今年最初ということもあって去年一年のデータを振り返る視点での記事が多いのが特徴か。
Wormhole and Tech 3 Ships
気になる特集は Wormhole and Tech 3 Ships。
WHとT3が追加されたApocrypha リリースから1年でどのようなことが起きたのかという内容。
WHにここ半年ほど定住している身としては気になるところなので細かく内容を追ってみた。
まず、ログイン中のプレイヤーのうち6.2%がW-Spaceで活動しているという事実が明らかに。セクター別の人口比率では、W-Spaceは全体の1.8%でしか無いのにだ。
QENではこのデータを持ってW-SpaceもEVEの有力コンテンツの一つとして定着したと結論付けている
また、WHで活動しているプレイヤーの92%がPC Corp所属ということが示されておりW-Spaceではやはり集団活動がメインということになることを暗に示している。(とはいえ、全体のプレイヤーの何%がPC Corp所属なのかは不明なので断定はできないのだが)
T3shipについても面白いデータがいくつか明らかにされている。
国籍別 T3Ship数
Tengu | 47.5% |
Proteus | 19.6% |
Legion | 17.6% |
Loki | 15.3% |
やっぱりそうですよねーという結果に。ALLYトーナメントの結果を受けてもっとTenguの比率が増えるんじゃないだろうか…。
T3Ship 別 Offensive Subsysem取引量
T3に4096通りのビルドがあるとはいえ、その用途はおおむねOffensive Subで決まってしまうわけで、ここで公開されたデータでどのT3がどのような用途に使われているかが大体見えてくる。(装備率ではなくて取引量なのがちょっと注意が必要)
大雑把にまとめてみると、*1
Hull | 1st | 2nd | 3rd | 4th |
---|---|---|---|---|
Tengu | ミサイル(60%) | クローク(29%) | ECM(7%) | ハイブリッド(4%) |
Proteus | ハイブリッド+ドローン(32%) | クローク(31%) | ドローン(24%) | ハイブリッド(13%) |
Legion | レーザー(47%) | クローク(26%) | HAM(14%) | ドローン(13%) |
Loki | クローク(39%) | 実弾+ドローン(31%) | 実弾(22%) | ミサイル+ドローン+実弾(8%) |
ということで、さながらHeavy Ops(Recon+Opsみたいな感じ)バリの使われ方をされているT3は結構多そうとか色々楽しい想像ができる。Lokiのこのデータはどうなんだろう、とか。
そのほかにも、T3の活動エリア分布は
High >>>>>>> Null >> W-Space >>>> Low
であるとか、被撃墜セクター / 被撃墜種別(PvP or PvE)の比率、被撃墜時スキルロスト統計からの各国のT3Subsystemスキル取得状況などが明らかにされておりT3乗りにとっては必見の資料となっていると言えそう。
という感じでALLY トーナメントでT3に興味を持たれた方は一読してみるといいかも。
*1:Legion以外は乗ったことがないので適当