インプラントについて


身の回りでFAQ化してきたのと、
最近のアップデートでインプラントの名称が色々変わってよく分からなくなってきたので
簡単にまとめ。

概要

インプラントは大別すると、

  • Attribute Enhancer(属性エンハンサー)
  • Skill Hardwiring(スキルハードワイアリング)

の2カテゴリが存在し、Attribute Enhancer はスキル学習速度を高める効果を、 Skill Hardwiring はキャラクターの各種能力を高める効果を持つ。
Attribute Enhancer はスロット1〜5、Skill Hardwiring はスロット6〜10のそれぞれ5スロットずつ使用。個々のインプラントにはスロット番号が指定されており各スロットに1つずつ刺せる。

Attribute Enhancer

基本的には能力値の上乗せ。スキルの習得が速くなる。
5種類の能力値に対応してそれぞれ+1〜+5のインプラントが存在している。

+3で大体10%前後スキル習得時間が短くなる感じ(remapしてなければ)


お値段は Jita 相場でアバウトに、

+1 +2 +3 +4 +5
50k 3.5M 10M 20M 100M

ぐらい。


副次効果的+セットボーナスが付与されるインプラントもあるが、
費用面(高い!)からしばらく忘れておいても問題はない。

が、セット物系列は強烈な効果を発揮するものが多々あるので
興味のある方は以下を参照すると夢が膨らむことうけあい。

Pirate Implants FAQ
http://community.eveonline.com/ingameboard.asp?a=topic&threadID=203472

マーケットで見ると種類が多くて分かりにくいが
たとえばスロット1用(知覚/PER)だと、

効果 和名 英名
+1 リミテッド接眼レンズフィルター Limited Ocular Filter
+2 リミテッド接眼レンズフィルター-ベータ Limited Ocular Filter - Beta
+3 接眼レンズフィルター-基本型 Ocular Filter - Basic
+4 接眼レンズフィルター-標準型 Ocular Filter - Standard
+5 接眼レンズフィルター-改良型 Ocular Filter - Elite

が能力値アップ用のインプラントとなる。


他のスロットだと以下のキーワードで引っかかるものが該当。

スロット 和名 英名 対応能力
Slot2 メモリアグメンテーション Memory Augmentation モリー/MEM
Slot3 神経系ブースト Neural Boost 精神力/WIL
Slot4 サイバネティックサブプロセッサー Cybernetic Subprocessor インテリジェンス/INT
Slot5 ソーシャル適応チップ Social Adaptation Chip カリスマ/CHA

なんかCHA+3だけソーシャル「対応」チップというのはきっと誤訳。

Skill Hardwiring

スキル取得で向上する各種ボーナスと同等の効果を得られる。
様々なボーナスが存在し、おおむね+1%〜+5%のボーナス効果がある。稀にスキルで代替できないものも存在するので要チェック。


一般的に流通しているのは、+1%,+3%,+5%の3種類。
+2%や+4%や+6%も(物によっては+7%も)存在しているが、入手経路が限られており売買されてなかったり、効果に比べて非常に高価だったりする。


お値段は個体差が大きいものの大体 Jita 相場で

+1% +3% +5%
2M 25M 150M

ぐらい。


必要スキル

Science(科学) III
 Cybernetics の前提スキル
Cybernetics(サイバネティクス) I〜V
 大体 IIIからIVあれば十分だけど購入前に個別確認要。特に Attribute Enhancer の +5系列は V が必要なので注意。

上記に加えて、ジャンプクローンがいくつか利用できると何かと便利。

入手方法

  • マーケットで購入
  • LPストアで交換
  • ミッションの報酬、ルートでもらう

入手方法は大体上記の3つ。
序盤は大体ミッション報酬で入手したものを刺していき(インポータントミッションの報酬などでもらえる)
Lv3ミッションをこなしながら +3/+3% を徐々にそろえていくイメージか。
Lv4ミッションが安定してきた頃には+4/+3%が一通り刺さって全部のスロットを埋める形でひとまず一段落といった感じ。


+1/+1%ものはかなり安いのでお試しに色々やってみるもの有り。

スロット別定番 Skill Hardwiring

Skill Hardwiring はとにかく数が多すぎてよくわからん!
となりがちなので、オススメor定番物をスロット別に列挙。
個人的見解なので周りの人にも聞いてみるのがオススメ。


和英対応するのが面倒になってきたので、型番で。
(型番は英語/日本語クライアント共通)
例は+3%ものの型番としてますが、型番の末尾の3を1に変えると+1%物になるので適宜読み替えてください。

Slot 6

一番の激戦区。有用な物が多いのでかなり悩ましい。

  • EG-603(船のPower Gridアップ)
  • EE-603(船のCPUアップ)
  • EO-603(キャパシターの回復速度短縮)

の3点のいずれかがオススメ。
特に、EG-603(or EG-605)はこれが前提のFitが多々存在するため利用者が多いはず。
ミッション向けなら EO-603か。

また、Attribute Enhancer にセット物インプラントをさした場合は
Slot 6にセットボーナス増加効果を持つインプラント(〜Omegaシリーズ)が存在するのでそちらも忘れずに。

Slot 7
  • GY-703(船の機動力アップ)
  • MR-703(トラッキングアップ)
  • MP-703(ミサイルの速度(射程)アップ)

とりあえず、汎用的な物だと上記のいずれか。
HM-703(ヘビーミサイルダメージ増加)、SM-703(シールド増加)も船によっては悪くない。

Slot 8
  • EM-803(キャパシタ増加)
  • ME-803、MP-803、MH-803(中型レーザー、プロジェクタイル、ハイブリッドのダメージ増加)
  • AR-806(スキャン強度増加)

堀で溶かし効率を求めるなら、MY-802なども考慮に入ってくる。
BX-802や、SC-803は製造業を生業とする人なら。

Slot 9
  • RF-903(タレットの射撃間隔短縮)
  • SS-903(タレットのダメージアップ)
  • RP-903(アーマーリペア量増加)
  • SP-903(シールドの自然回復量アップ)

乗っている船次第で。

Slot 10
  • MX-1003(堀量アップ)
  • RL-1003(ミサイルの発射間隔短縮)
  • LE-1003、LP-1003、LH-1003(大型レーザー、プロジェクタイル、ハイブリッドのダメージ増加)
  • HG-1003(アーマーHP増加)

使える人は各種マインドリンクもココ。
採掘支援マインドリンク値上がりすぎですね。823Mとか。

気にしておきたいこと

  • podが割れると失われる
  • 一旦装備したあとに外すと失われる
  • 撃墜されたときのpodワープ逃げは練習しておいたほうがいいかも
  • Attribute Enhancer はメリハリをつけて重点的にトレーニングする能力値だけ高級品をつけるのもあり
  • 高級品ほど地域価格差が激しいので購入時は Jita の相場をなるべくチェック
  • ミッション用とそれ以外の行動用とかでわけるといいかも


上記で書ききれなかった細かい効果があるので、時間があるときにマーケットでじっくり眺めると新しい発見があるかも。

大掃除



今年の仕事がようやく納まったところでEVE Onlineでも大掃除。

とりあえず、思いつく限り上げてみると

  1. Mail/Notification の未読を始末する
  2. Skill Clone のアップグレード
  3. Certification を Claim する
  4. 各地に散らばった Asset をなんとかする
  5. Corp/Personal Location をフォルダ別に整理する
  6. 各キャラクターのJC/Implant/Hard Wiring を見直す
  7. Overviewの設定を見直す
  8. LPやらRPを換金する
  9. Quick Barを整理する
  10. Corp Roll/Titleを整理する
  11. PIのラインを見直す
  12. 新しく増えたT2 Modを使ってShip Fittingを見直し
  13. Officeの整理/Corp Hangerの中身の整理

今年中に絶対終わらないし…。


WH Statics

今年もWHに引きこもりでした。

  • 総出撃回数 98回
  • 延べ参加人数 997人
  • 総収入 87.4Bill

意外と出撃回数が少ないのはやたらとWar Decを受けていたから?
(計7回 内10月〜12月で4回とか…)

今年の出来事セレクト3


色々思い出深かったセレクト3をつらつらと。

全般
  • 2年間在籍していた Corp から退社して移籍というか出戻り。お世話になりました。
  • やたらと忙しくて1月〜9月までリタイア状態に。復帰したときに暖かく迎えてくれたCorp/Allyの皆さんに感謝。
  • 日本語化が思ったよりまともで驚き。だが結局英語版クライアント。
WH編
  • 全ての Moon にSmall POS を立てている途方も無い WH system に巡り合った。全部で48本。場所ふさぎにしても他にやりようあるんじゃ…。
  • 意図せず Capital Bait が発生し襲撃を受けるも、天然ログアウトトラップが発動し相手はバールのようなものを落した。
  • 20人 Fleet でのC6サイト攻略。手に汗握る攻略でした。ガーディはやっぱり1600mmFit!
スキル編

  • ようやくCSに乗れるようになった。が、いまさら乗れるようになったOrcaの方が遥かに実用的だった。
  • Falconを実戦に投入するように。EWARってやっぱり強力。
  • 11月にようやくT2 L-Beamを覚える。Auroraのトラッキング1/4の当たらなさは逆に感動を覚えるレベル。
アップデート編

  • なんといってもPOSのアンカータイムが劇的に短縮された件、嬉しい変更。
  • UI Sizeの変更、90%にするといろいろ捗って便利。Window配置をあれこれ考える余地が増えたのが楽しい。
  • Tier 3 BC 全般。OracleはC4あたりの攻略やPVPに使えてなかなかの使い勝手。
その他

ASUS N55SF 15.6型ワイドTFTカラー液晶 ノートPC Core i7-2630QM ブルーレイディスクドライブ搭載 ブラック N55SF-S2630B

  • マシン更改、必然的にWindows7を導入。今時のノートPCだと3クライアント起動でも問題なく遊べて時の流れを体感。
  • ロック済みターゲットの右に表示されるアイコンをクリックするとモジュールOFFできることが知られてなくてあせる。ショートカットキーは奥が深い。
  • PIをまともに覚える。手間は少なく利益はそれなりに出るけれど習慣化するのが大変だった…。


ということで来年もよろしくお願いいたします。

QEN_Q3とか!

めっきりPOS Onlineな今日この頃、季刊QENの時間となりました。(DevLog)

今回の特集はPvPということで面白データがいい感じで公開されています。

まずは、定番記事で気になるところを抜粋すると、

  • SupercarrierをはじめDreadnought、Strategic Cruiser、Carrier、Jump Freighterあたりの数が2割前後増加
  • WHの人口は相変わらず増加中
  • LPStoreにつぎ込まれているIskの量が想定外

って今イチ今回は微妙に伝わりにくい感じですが...
人口変動を過去3回でトレースしてみると興味深いかもなぁと。


特集のPvP周りでは、月間 Final Blows 20 と Number Destroyed 20 が一覧となっており、上位を抜粋すると、

Rank Final Blows Destroyed
1 Hurricane Drake
2 Drake Rifter
3 Vagabond Hurricane
4 Zealot Harbinger
5 Sabre Thrasher

さすがHurricaneといったところか。案外Galの船が上位に出てこないのが意外なところ。あと、Sabreってこんなに使われてるんですね…


ほかのデータとしては

  • Ship別Isk換算Kill/Loss ratio
  • BS破壊数推移グラフ
  • Skill Point別Kill/Lossグラフ(@Null Sec)
  • High/Low/Null/WH別pod破壊率
  • Starbase(POS等)破壊率グラフ

などなど気になるものが幾つか。

特に、WHでのStarbase破壊数が順調に伸びて行っているのがなんとも。Lowより多くなる傾向にあるのが最近の激しさを物語っているんだかなんだか。

今回は正直流し読みで適当に拾ったのでアバウトです!最近DevLogの更新頻度も早くて追いつくのも一苦労っすね...

QEN_Q2とか

例によって、devlogにて今四半期のQENがリリースされていたので面白そうなところだけ斜め読み。

今回の特集は、Planetary Interactionの導入、ルートアイテムの変更、保険システムの変更 がEVE経済に与えた影響について。

とりあえず、興味深い記述を以下列挙。

  • プレイヤーのおよそ半数がPC Corpに所属している。
  • PIに連動してかWormhole人口が増加中。艦船使用数もBestowerやBadger等のIDSが急増
  • プレイヤーの出身国家は実はかなり偏っていた。
Race 2007年 2010年
Caldari 37.8% 35.7%
Gallente 26.7% 25.7%
Minmatar 19.8% 19.8%
Amarr 15.6% 18.3%

Caldari Achuraの威力...だったんだろうか。プレイヤー数的にはAmarrが少数派なのが意外なところ

  • system別人口で5位の Arnon 。ここはEpic missionの開始地点だから?ということらしい。
  • 保険システムの変更により、T1Shipの保険支払い額が約30%ほど下落
  • これによっていわゆる自爆による保険金収入が製造コストを大幅に割り込むことに(だからデフレ...)
  • 2009年6月〜2010年6月の間に自爆した艦船の総数は 777,445 隻(!)
  • 半年間で同一キャラクターが 7453隻自爆させてる

そりゃあ、色々とシステム変えたくなるわなー。この辺りの影響でミネラル市場もガッタガタになったという形か。

最近の日常
  • Logi, Recon, HAC, HID がぼちぼち運用レベルに。しかし Intyにはまだ乗れず
  • ようやくPer/Wil 極振、いわるゆ脳筋へRemap実行
  • 初めてのLv5 MissionとかDED6/10とか

初めてのDED6

でも、結局 Worm Hole にあいかわらず居住中なのでした。

QEN_Q1

今年最初のQENリリースのお知らせがDevlogにて発表されていたので早速内容をチェックしてみた。

定番のコンテンツで気になるところを列挙すると、

  • アイスランド金融危機があったけどうまいことやってます
  • 火山も爆発して凄いことになったけどそんなんじゃCCPを止められないぜ
  • 今回一番の不人気艦艇カテゴリはEAS(693,464隻中たったの255隻!)
  • T3が前四半期比で42%増加
  • System別 人口TOP10が明らかに。みんな大好きpenirgmanが10位に。ところで7位のArnonと、9位のAkiainavasってどこだろう?
  • 1PぶちぬきのProphecyのイラストカッコイイ。
  • ミネラルは色々あったようです。これからも色々あるでしょう。

今回は、今年最初ということもあって去年一年のデータを振り返る視点での記事が多いのが特徴か。

Wormhole and Tech 3 Ships

気になる特集は Wormhole and Tech 3 Ships
WHとT3が追加されたApocrypha リリースから1年でどのようなことが起きたのかという内容。
WHにここ半年ほど定住している身としては気になるところなので細かく内容を追ってみた。

まず、ログイン中のプレイヤーのうち6.2%がW-Spaceで活動しているという事実が明らかに。セクター別の人口比率では、W-Spaceは全体の1.8%でしか無いのにだ。
QENではこのデータを持ってW-SpaceもEVEの有力コンテンツの一つとして定着したと結論付けている

また、WHで活動しているプレイヤーの92%がPC Corp所属ということが示されておりW-Spaceではやはり集団活動がメインということになることを暗に示している。(とはいえ、全体のプレイヤーの何%がPC Corp所属なのかは不明なので断定はできないのだが)


T3shipについても面白いデータがいくつか明らかにされている。

国籍別 T3Ship数
Tengu 47.5%
Proteus 19.6%
Legion 17.6%
Loki 15.3%

やっぱりそうですよねーという結果に。ALLYトーナメントの結果を受けてもっとTenguの比率が増えるんじゃないだろうか…。

T3Ship 別 Offensive Subsysem取引量

T3に4096通りのビルドがあるとはいえ、その用途はおおむねOffensive Subで決まってしまうわけで、ここで公開されたデータでどのT3がどのような用途に使われているかが大体見えてくる。(装備率ではなくて取引量なのがちょっと注意が必要)

大雑把にまとめてみると、*1

Hull 1st 2nd 3rd 4th
Tengu ミサイル(60%) クローク(29%) ECM(7%) ハイブリッド(4%)
Proteus ハイブリッド+ドローン(32%) クローク(31%) ドローン(24%) ハイブリッド(13%)
Legion レーザー(47%) クローク(26%) HAM(14%) ドローン(13%)
Loki クローク(39%) 実弾+ドローン(31%) 実弾(22%) ミサイル+ドローン+実弾(8%)

ということで、さながらHeavy Ops(Recon+Opsみたいな感じ)バリの使われ方をされているT3は結構多そうとか色々楽しい想像ができる。Lokiのこのデータはどうなんだろう、とか。


そのほかにも、T3の活動エリア分布は
High >>>>>>> Null >> W-Space >>>> Low
であるとか、被撃墜セクター / 被撃墜種別(PvP or PvE)の比率、被撃墜時スキルロスト統計からの各国のT3Subsystemスキル取得状況などが明らかにされておりT3乗りにとっては必見の資料となっていると言えそう。

という感じでALLY トーナメントでT3に興味を持たれた方は一読してみるといいかも。

*1:Legion以外は乗ったことがないので適当

書泉ダウンヒル

久々に書泉ダウンヒル、すなわち書泉ブックタワーの8Fから1Fまで目に付いた本を何でも買いながらフロアをどんどん降りていくプレイを実施。

以下、戦利品。

紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリア (電撃文庫)

機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

機龍警察(ハヤカワ文庫JA)

コンティニューvol.50

コンティニューvol.50

今日の早川さん 2

今日の早川さん 2

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

伊藤計劃記録

伊藤計劃記録

店頭買いだと、売れ行きは店側の陳列形式(平積とかポップとか)しだいだよなぁと思ったとです。
書泉に行くとどの本も面白そうに見えるのがまた…いい!

Salvageの成功率について

色々と調べる機会があったのでまとめ。
内容の信憑性については…正直謎なところ。*1

基本計算式

Salvage成功率(%)= Salvage chance - wreck固有のペナルティ

という式でサルベージャ1サイクル毎(10秒)に判定。

計算結果がマイナスになる場合は「スキルレベル足りないよ!」と出て絶対開かない。
が,実はスキルレベルとか関係なくて単純に成功率がペナルティを上回ればよかったりするそうだ。

Salvage chance

Salvage判定のベース値。
基本的にはSalvagingスキルに依存して,

Lv1 5%
Lv2 10%
Lv3 15%
Lv4 20%
Lv5 35%(T2 Salvager利用)

となる。

ところがここで問題になるのがRIG(Salvage Tackle)の存在で,RIGを3個装備するだけで上記に+30%(+10%x3)が加算されるという事実。
ゲームシステム上 Salvaging Lv1+Rigx3 と Salvaging Lv5 では成功率は全く同一という現象が発生する。

というわけで,Missionサルベージなどを行う場合は Salvage Lv3ぐらい+Rig付き船(成功率45%) で実用上は充分と言える。
#サルベDDなどならS-sizeなためRIG代のコストはすぐ回収できるわけで

Salvaging Lv5にする意味

というわけで,成功率+15%と引き換えに10day以上Trainする価値があるかというと微妙。
であるが,以下のケースに該当する場合は有効と考えられる。

  • 探検などのシチュエーションでRIGが積めない場合(またはCargo Rigを積みたい場合等)
  • Armor RigのDrawback(Speed down)が許容できない場合
  • RIGの調達が困難な場所で活動する場合
  • サルベージする船が頻繁に落ちる前提の場合
  • 高wreckペナルティの付いたwreckを日常的に開ける場合
  • 高速にSalvageを行う必要がある場合
  • 毎日毎日Salvageしまくっている場合
  • 6000mでSalvageを開始したい場合
  • とにかくSalvageが大好きな場合

費用対効果の参考としてはT1RIG→T2RIGへ換装するiskコストと SalvagingをLv4→Lv5にする時間を見比べるといい…のかな。

結局取ったけどね!

Salvage成功率を極める

Salvaging Lv5を取得した上で,

  • Salvager II
  • Salvage Tackle II x3
  • 'Prospector' PPY-1

を全て装備することにより,

(7%*5)+(15%*3)+5% = 85%

の成功率を叩き出す事ができる。
が,通常複数のSalvagerを同時起動することからここまでする必要はあまりない。
(成功率60%の状態でSalvagerを2機起動すれば 1サイクルの成功率は84%)
強いて言うならHighSlot数がすくなかったりTractorbeamの本数を増やしたい場合に有効。

なお,slot10の'Prospector' PPZ-1でSalvager等のサイクルタイムを5%短縮することができるが,実体験上まったく意味がなかった(10秒が9.5秒になったところで!)のでオススメしない。

Wreck固有のペナルティについて

一部のwreckについてはSalvage成功率を引き下げるペナルティが設定されている。

  • アストベルト等のレアpopNPC(例:True sansha なんとか)
  • 一部T2(Elite) NPC
  • Sleeper とか
  • 探検サイトのSalvage缶
  • COSMOSとか?

推定ではこれらのペナルティは15%〜20%と思われる。
そのためRIG無しでは成功率が非常に低くなりSalvageにかなりの時間を要する。最悪のケースではSalvageそのものが実施できない。

Salvagerの複数運用について

単体でのSalvage成功率をx%,起動するSalvagerの数をn個とすると
1サイクルでの成功率は,

成功率(%)=1 - (1-x)^n

となる、はず。

単体での成功率が低い場合は,起動するSalvagerの数にほぼ比例して成功率が上昇するが,単体での成功率が高い場合は,複数起動してもあまり成功率が増加しないことに注意。
(大体,Activeハードナの数を増やしていったときのレジの増加率のような感じになる)

Salvagerの成功率とSalvage所要時間について

成功率が低い場合極端に時間が掛かるので,1サイクル当たりの成功率は20%以上をキープしたいところ。

  • 成功率が5%の場合,1分掛けても開かない確率が70%以上
  • 成功率が20%の場合,1分掛けても開かない確率は25%前後
  • 成功率が50%の場合は,1分掛けて開かない確率は2%以下

と所要時間に大きく開きが出来る。

おまけ:Salvage用艦船について

公式Forum What's the best salvage ship
http://www.eveonline.com/ingameboard.asp?a=topic&threadID=1230586

色々な選択肢があるようで…

多分、ハッキングとかアナライズも同様の原理なんだろうなぁ。

*1:Forumの著名人が言ってることとかのまとめなのでそんなにはずしていないとは思うけど