T1軽輸送艦の最終形を目指して失敗

軽量貨物用の輸送艦としてAmarr CruiserのAugororを上回る船は無いかとあれこれ物色してみた結果,どうやらFaction CruiserのStabber Fleet Issueが一番よさそうということが分かった。

Low Slot6個にExteneded Cargohold IIを乗せ,さらにCargohold Optimization Iを気合で3個挿すとなんと2,450m3もの輸送力が確保できる。しかもCruiserにしては軽量で,かつInertia Modifireも小さいため機動力抜群といいことずくめ。

これは行くしかない!ということで前提スキルのMinmatar Cruiser IVを取得して,早速飛ばしてみた。
馬鹿みたいに旋回速度とか加速度が速い!


こいつはいいわぁ,ということで折角だしIDSと比較検証してみた。


よく運用するであろうAmarr(Oris) - Jita 4-4の往復タイム(計18Jump)を計測することで,どれくらいの性能差があるか分かるだろう。

カタログスペックは,
Stabber Fleet Issue

対するIDSはAmarr IDSのSigil

SigilのFittingはStacking Penaltyとか知らないもんねとばかりに,Inertia Stabilizers IIを5個搭載した機動力重視Fit。


で,計測結果は…

Ship 往路 復路
Stabber Fleet Issue 11分15秒 11分05秒
Sigil 10分55秒 10分58秒

あ,あれ?Sigilの方が速いってどういうことかな?



意味が分からないので色々調べて見たら,ワープ速度はIDSのほうがどうやら1.5倍速と…。
ここ調べによるとAmarr-Jita間は約353AUあるので,単純計算で

Ship ワープ速度 所要時間
Stabber Fleet Issue 3.3 AU/sec*1 107秒
Sigil 4.95 AU/sec*2 71秒

と,ここで40秒ほど差が出る。さらに,長距離移動ではWarpDriveに入ってからの加速/減速時間が大きなウェイトを占めていて,ここはどうも一律で時間が掛かるので船の機動力によらないオーバヘッドが大きいということらしい。


これは,失敗…したかな?

Stabber Fleet Issue 輸送仕様の良いところを上げるとするならば,

  • Shield Extenderとか乗せれば10,000HP以上確保できる。
  • 旋回がキビキビしているので,見ていてイラつかない。Cloak out→Warp inが速い。
  • Signature sizeがIDSの半分以下なので,被ロックまでの時間が長い。
  • CPUやPowerGrid,各種slotに余裕があるので色々いじれる。MWDとかも乗るし。
  • 見た目がダンゴ虫じゃない。

上記を総合すると,輸送時に最も恐ろしいカミカゼアタックへの耐性がIDSより大分高いのかもしれない。無理やりっぽいな。


やっぱり,とっととT2 Shipに乗れるようにするのが先決だと改めて思った。
にしても,高い教訓だ…。

*1:Hardwiringの効果で10%増しの数値

*2:同上